2024年 5 月 30 日(木)~6月 1 日(土)に開催される
第117回品質管理シンポジウムにてGDリーダーを担当します.
品質不祥事を防止するための適切な技術の活用というテーマで議論いたします。
品質不祥事の典型例として、データ改ざん、ねつ造、流用、必要事項の省略などがあります。また、製品に適用される法・規制、規格等に関する最新の情報を把握して遵守する必要がありますが、それらを適切に追随することができず、結果的に違反してしまう事例もあります。このような品質不祥事は、人がデータ等を扱う、人の知識や記憶に依存した仕組みになっていることが大きな要因になっていると考えられます。このような品質不祥事に対しては、人がなるべく介在しないように仕組みを構築することが有効と考えられます。また、それを可能にするICTを中心とした先端技術の進歩はめざましいものがあります。品質不祥事を防止するために活用できる先端技術は何か、どのように活用すればよいかについて議論します。
論点
❶ 品質不祥事を防止するために、先端技術(IoT、AI、DX等)をどのように活用すればよいか。
❷ 製品に関わる法・規制、規格等に、適切に追随するためにはどうすればよいか。
❸ 先端技術を活用する仕組みの中で、人はどのような役割を果たすべきか。
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